TEN-SHO パントマイム テンショウ
あの頃〜2
小学校の6年間は、プラモデル作りに
燃えていた
汽車で30分かけ下関大丸に通った
プラモは、そうそう買えるものでは
なかった
お年玉をポケットに
ねじ込み1年間マークしていた
プラモをゲットしていた
買えるだけの お金が
無くても大丸のプラモコーナーには
通いつづけた
やまずみされたプラモを見ているだけ
でも幸せだった
そのうち配列や品揃えをチェックするように
なり
それが面白い遊びに、なった
そんな ある日
小学校低学年の男の子とお母さんが
店員さんに
『マジンガーZのプラモデルありますか?』と
質問しているところに出くわした
店員さんは、女性で、何がなんだか
わからない様子
男の子は、泣きそうになっていた
その店員さん、いつもは
レコード売り場にいる人だった
こりゃダメだ!と思って
『こっちこっち』と親子を案内して
無事、そのプラモをゲットさせた
笑
中学生のなり
洋楽を聴くようになった
欲しいモノもプラモからレコードに
かわった
そして
その女性店員さんに、お世話になる事になった
笑。